TickTickシリーズの第3回ではカレンダー機能について書く予定でしたが、実は私自身がこの機能の使いこなしに挫折しました。
収益化宣言をした私の”ゆるい”「期限なし」管理術
わたしの仕事は平日のみですが、通勤時間が長いこともあり、早朝から夜遅くまで家を空けます。
1日1時間の家での副業時間を確保するのも、なかなか厳しい現実。
そんな中でカレンダーに並ぶ「未完了」の赤い文字は、自分を追い詰めるだけの凶器になっていました。
そこで、私が活路を見出したのが、「タスクを動かし続けること」に特化したカンバンビュー(カンバン方式)です。
👇実際に私が使っているカンバンビューです。

完璧主義の私が、挫折の末にたどり着いた「期限を決めない」管理術。
「数多く発信」というセオリーと「妥協したくない」という情熱をどう両立させているのか。
今回は、カレンダーで悩むすべての人へ、週末集中型の私のリアルなTickTick活用法を公開します。
そもそもカンバン方式とは?

カンバン方式とは、
やることをカードにして、工程ごとに「列」に並べて、左から右に動かしながら進捗を見える化する方法
もともとはTOYOTAが生産管理に使っていた仕組みで、「必要なものを必要な時に、必要な量だけ作る」ための「看板」として機能していました。
部品につけられた小さな看板(かんばん)が、工場内の流れを整える役割を果たしていたんです。
これをタスク管理に応用すると、
- どこで停滞しているのか
- 今どれだけ進んだのか
- 完成までの道のり
この3つが一目でわかるようになります。
専門的に見えますが、本質はとてもシンプル。
「作業の流れを俯瞰できるように並べるだけ」 なんです。
TickTickカンバン方式の「二層構造」を理解する
使うのは、TickTickの「タスク」機能→「カンバンビュー」です。

「リスト」と言う言葉が曲者なので要注意です。この記事ではわかりやすく、便宜上、画像にあるような呼び方に統一します。

「プロジェクト」と「カンバン(列)」のエリアを視覚的に表したのが上の図です。
左側のオレンジ色の個所は「プロジェクト」。TickTick上では「リスト」と呼ばれます。
カンバン方式ではこの「リスト」を「プロジェクト」と考えた方がわかりやすいです。つまり、「ブログ」や「Youtube」など成果物ごとに「プロジェクト化」するイメージです。
右側の青色の個所は「列」です。
カンバン方式のまさに要の「カンバン」(=列)になります。
ここは作業の進み具合、段階で分けます。
- カンバンは流れを見るための管理方法
- 日付管理よりも「今、どの列(作業工程)にあるか」で判断できる
- 副業は「予定」より「プロジェクト」が中心だから相性が良い
5つの「列」の役割と運用ルール
わたしの「カンバン」の使い方を解説します。
「ブログ」も「YouTube」も、構成はほぼ共通です。

実際に私が使っている「列」です。
- 「💡アイデア」
- ルール:
- 頭に浮かんだことはすべてここへ。(一瞬で忘れる中高年には大事!)
- キーワードやタイトル候補だけを「メモ」し、「考えすぎない」ことがポイント。
- ルール:
- 「📝 構成/台本」
- ルール:
- 記事や動画台本の構成案、見出し(ブログ)・章(動画)の組み立て。
- 資料やデータのリサーチ
- 項目が増えるようならそれぞれをサブタスクに分解して、サブタスクが完了したら、次の列へ移動OKとしています。
- ルール:
- 「✍️執筆/ナレーション収録」
- ルール:
- 記事もYouTubeもここが大切。特にYouTubeの場合は、ナレーション収録が動画のかなめです。(私の場合)
- TickTickの「ポモドーロ機能」と連携し、他のタスクを見ない「集中時間」を確保するようにしています。
- ルール:
- 「🎬編集・校正/映像素材作成」
- ルール: ここだけ少し「行程」がずれます。
- ブログの場合はアイキャッチやスラッグなどの仕上げ段階。
- YouTubeの場合は台本に合わせた「映像」をひたすら準備・作成します。
- ルール: ここだけ少し「行程」がずれます。
- 「💻公開済み/編集中」
- ルール・活用用法:
- ブログはここで終わり。ただし「タスク完了」にせず、この列に残しておくことで、アクセス数やコメントなど公開後の結果をメモとして残します。
- YouTubeは最後の仕上げ。映像とナレーションのタイムライン上の調整・サムネ作成・BGMや効果音などFilmoraにつきっきりになる段階です。
- ルール・活用用法:
- 「✅公開」(YouTubeプロジェクトの最終列)
- ルール:
- まだ動画のアップロード時の各項目設定を覚えきれないので、間違えてはいけないところなどサブタスクにしてチェックするようにしています。
- YouTubeスタジオの機能で、どの辺りまで再生されているかなどデータを見て、今後の動画作りに活かせるように奮闘中。
- ルール:
特にYouTube動画の「メディアグリッチ」の場合、時事的なものは勢いで台本を書き始めたものの、なかなか思うように進まずにタイミングを逃すことも多々あります。
そんな時は、そっとカンバンを逆移動(笑)。アイデア列へと送り返します。
そのままお蔵入りになることもたくさんありますけど、そこはもう割り切って「動かせるものに集中する」のがストレスを溜めないこつです。
「期限を設定しない」カンバン管理の功罪

- 完璧主義の罠を回避する:
- 各列で「完璧」を目指さない。「とりあえず次の列へ動かす」ことを最優先にする。
- 進捗が一目でわかるメリット:
- 詰まっている場所(ボトルネック)が可視化される。「台本」の列にタスクが溜まっていたら、「今週はリサーチを優先しよう」と戦略的な判断ができる。
- 時間軸(ゴール)の霧散(デメリット):
- 期限がないので「いつ終わるか」が見えにくく、ズルズルしがち。
- でも、週末の作業開始時に「今日はこのタスクを一つ右に動かす」と決めるだけで、十分な推進力が生まれます
- サブタスクを設定すれば、進捗が目に見えるので少しだけ先が見えます(笑)

このデメリットをモチベーションに変えています。
だからこそ、「働き方そのものを見直す」。
生活の中に動画制作やブログ執筆の時間を生み出すための、「脱出計画」としての副業。
まとめ:中高年の副業は「ゆるい進み方」を肯定することから始まる
TickTickのカンバン機能は、単なるTODOリストではなく、時間と労力を最適化する「制作ライン」です。
- 「数多く発信」は大事。でも「納得感」も大事。
- 完璧主義を捨てて、ボード上のタスクを一つ右へ動かす。その小さな「できた」を積み重ねる。
- 若者のように徹夜で数を作るのは無理。でも、「次々と沸くアイデアを形にする楽しさ」を捨ててまで、効率を追い求めたくはない。
カレンダーが空っぽでも問題なし。予定が少なくてもアイデアとタスクは動かせる。
できない日があっても責めない管理法が一番続く、TickTickのカンバンは、50代にとってちょうどいい!



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