はじめに|なぜ「音声が先」なのか

凝り性の私は、一本の動画が完成するまでにどうしても時間をかけがち。
映像を作っては迷い、迷っては作り直し、結局どれも中途半端なまま放置。
原因は単純でした。順番を間違えていたのです。
動画制作というと、多くの人はこういう流れで考えるではないでしょうか?
- まず映像を作る
- それに合わせて音声を入れる
- 最後に字幕を付ける
「とにかく公開を~!」困った私は過程を逆にしました。

音声を先に作る!
これだけで、制作スピードが劇的に変わりました。
音声を先に置くと「設計図」ができる

家を建てるなら設計図が先。
映画を作るなら脚本が先。
そして、動画を作るなら?・・・ナレーションが先。
私の映像素材は、主に Sora2 で作っています。
ただし、Sora2には大きな制限があります。
1カット最大15秒。
つまり映像ありきで始めると、ナレーションの調整(台本のカットや加筆)が非常に難しいのです。
そこで私がとっている方法は、
- ナレーションをすべて作る
- Filmora(動画編集ソフト)のタイムラインに並べる
- 音声だけでOPからEDまで通して聞く
これが、動画全体の「設計図」になります。
音声だけで聞くと、必ず修正点が見える
音声だけで通して聞くと、不思議と色々と気づきます。
- 間が詰まっている
- 同じ表現が続く
- テンポが悪い
- 冗長な部分がある

ほぼ完ぺきな台本を作ったつもりでも、あらためて音声で通して聞いてみると、はっきりとダメな部分が見えるのです。
この段階ではまだ映像に手を付けていないので、気になったところだけサクッと音声データを修正できます。
ナレーションは、後から直すと地獄になる
ここが一番伝えたいこと。
ナレーションは、
- 削る
- 足す
- 言い換える
そのたびに、
音声の作り直し → タイムライン修正 → 映像再調整
という地獄ループが始まります😂
私は何度もこれに打ちのめされ、やる気を削がれていきました。

私にとって「台本」とは、そのままナレーション。
つまり、台本が完成した時点で、動画制作の7割は終わっているという感覚です。
台本を練る作業はどこでもいつでもできるので、とことん突き詰めます。
そして台本の完成度が高いほど、ナレーションの修正も少なくて済む、いいことづくし。
そうすると、各シーンで必要な映像が自然と見えてきます。
映像の方が「後から調整できる」
音声先行にすると、尺を合わせやすくなる理由は、たくさんあります。
映像は、
- 再生速度を少し変える
- カットを足す
- カットを減らす
- 間を作る
こうした微調整で、尺を合わせられるのです。
私は Filmora を使っていますが、この調整方法は別記事【Filmora術】で詳しくまとめる予定です。
音声は固定、映像で調整。
この考え方だけで、タイムライン作業は別物のように軽くなりますよ。
結論|音声先行は、最終調整が圧倒的に楽
台本がしっかりしていれば、映像に凝りまくらなくても動画は成立します。
逆に、どんなに映像が美しくても、中身のない動画は何も残りません。
(☝️聞いてるか!わたし!😅)
Sora2の映像がうまく作れなければ、静止画を混ぜればいい。
完璧を目指さず、まずは公開。
でも、最低限の完成度は保ちたい。
そのために、私が一番こだわる場所は
音声(=台本)です。
この記事が、「動画を作れない理由」で止まってしまっている方のヒントになれば嬉しいです。
次回は、
なぜ私は音声ナレーションを使うのか
実際の制作環境と一緒に書いていきます。



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