MOS Excel 365 エキスパート独学記 #2|関数ラビリンスの入口「論理演算」編(第3章-1)

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MOS Excel365エキスパートを目指して、FOM出版の公式テキストに沿って毎週コツコツ学習中です。
今週からいよいよ山場の第3章、「関数&マクロ」の章に入りました!


とにかく関数の種類が多く、混乱しがちですが、関数の使い方と意味を自分の言葉で理解することを意識して進めています。

先週の記録はこちら

📅 学習期間:5月19日〜5月25日
🎯 今週の目標:出題範囲3-1「関数で論理演算を行う」をマスターする    

        

📊 1週間の学習記録(3-1「関数で論理演算を行う」)

日付内容所要時間メモ・感想
5/19(月)・ネスト関数を使って論理演算を行う
・AND、OR、NOT関数を使って論理演算を行う
60分・いよいよ関数に突入!
・NOT(OR)の区切りがなかなか呑み込めなかった
5/20(火)IFS、SWITCH関数を使って論理演算を行う60分・IFSは仕事で使うのですんなり分かったが、SWITCHは初体験。式と値と結果、ちょっと混乱した
5/21(水)SUMIF、AVERAGEIF、COUNTIF関数を使って論理演算を行う60分・解説動画の通りに、関数の種類を覚えるのは難しい。名前で覚えた方が自分には合ってる
5/22(木)SUMIFS、AVERAGEIFS、COUNTIFS関数を使って論理演算を行う60分・”S”が付けば複数形。英語の勉強みたいだ。複数の検索条件が使えること。
5/23(金)MAXIFS、MINIFS関数を使って論理演算を行う60分”MAX”、”IF”、”S”。関数の名前も分解すれば覚えやすい
5/24(土)LET関数を使って論理演算を行う30分365,2020から使えるようになった新しい関数なので解説動画も少なかった。問題が難しい!
5/25(日)苦手分野の復習
●確認問題
80分念のため、先週の確認問題をやってみたら・・・悲しい結果に!
みっちり復習し直した

つまづいたところと学習方法の発見

・初めて見る関数や、式がややこしい関数の入力

試験では、●●関数を使って解きなさいとは教えてくれないので、どういう時にどの関数を使うのか(あくまでも試験範囲の中で出てくる関数で)暗記しておくしかありませんが、だいたいの当たりをつけてまず入力してみます。

ハチロク
ハチロク

今回初めて見た関数「SWITCH」について、どんな方法で覚えながら入力していったか見てみましょう。

=sw」と入力すると、候補に「SWITCH」が出てきます。(SWから始まる関数は一つしかないですが、IFとかIFSなどのように複数ある場合は同じアルファベットで始まる候補が出てきます)

この時、下の画像のように

Excelの関数の調べ方

「値の一覧で式を計算し、最初に一致する値に対応する結果が返されます。一致しない場合は、任意の規定値が返されます」

とポップアップが出てきますが、こんなの読んでもなんのことだかわかりません(笑)
なのでとりあえずスルー。

ここで「TAB」キーを押すと、=sw が =SWITCH( に代わり、式の入力が出来るようになります。

関数が判明して入力できるようになった画像

SWITCH(式、値1、結果1、[既定または値2、結果2]、・・・)

とポップアップが出てきます。これが式の組み立て方。

ここで、「SHIFT」+「F3」キーで、「関数の挿入ダイアログボックス」を出しちゃいます。

関数の挿入ダイアログボックス

「これ、初心者専用じゃね?草」と笑われようが構いません。

Excel関数の挿入ダイアログボックスのイメージ

※数式バーの左にあるのが「関数の挿入ボタン」

「関数の挿入」の手順はいくつもありますが、
あれもできる、こうやってもできます、あっそういえばこんな方法もあったりします、
なんて色々言われても私だったら困ります。


私の場合、

※「SHIFT」+「F3」キーの代わりに、関数の挿入ボタンを押しても結果は同じ。

自分に合ったやり方を一つ覚えれば充分だと思ってます。

「関数の挿入」には複数の手順がありますが、焦らず丁寧に確認できるので、初心者でも安心。SWITCHのように書き慣れていない関数は、まずここで構文を確認しながら入力するのがおすすめです。

関数の挿入ダイアログボックスを見て、意味を考えながら入力

問題:「学部」の列に、学部名を表示する数式を入力してください。

   「学籍番号」の最初の2文字が「LE」であれば「文学部」・・(略)・・、それ以外は「通信制」を表示します。

出典:FOM出版「よくわかるマスターMOSExcel365エキスパート」

あとは、関数の挿入ダイアログボックスを見ながら、ここに何を入れたらどうなるのか?を考えながら入力していきます。

Excelの関数の挿入ダイアログボックスの使い方(その1)のイメージ

上の「式」のところにカーソルがある状態だと、下の点線で囲われた部分に「式」には何を入れるのか、あてはまるのか、の説明が表示されます。

この場合は、「式:は計算の対象の式で」とありますね。非常にわかりづらいですけどね。
なんで「で」で終わってんの?

問題の中で「式」を使うのは、

「学籍番号」の最初の2文字が「LE」であれば

の部分だけなので、

ハチロク
ハチロク

最初の2文字・・・えーっと、左からだから・・・、LEFT?

と、半信半疑で入れてみると、右側に式の結果が表示されます。

この場合は、「SL」。うまくいっているようですね。
※学籍番号(C列)、セルC4には「SL2024028」とデータが入っています。

Excelの関数の挿入ダイアログボックスの使い方(その2)のイメージ

カーソルを「値1」に動かすと、下の説明(赤色点線部分)も、「値1:値1,値2,…式と比較される値となり」に変わっています。

なんだか暗号のようです(笑)

問題を見てみると・・・、

最初の2文字が「LE」であれば「文学部」・・(略)・・、それ以外は「通信制」を表示

なので、値1に「LE」と入力します。

ハチロク
ハチロク

数式バーで関数を入力していく場合、値に「文字列」を入れる時は左右をダブルクォーテーションで囲まないといけません。
しかし、関数の挿入ダイアログボックスでは、文字列(ここでは「LE」)を入力するだけで、次の項目(ここでは「結果1」)に移動すると、自動でダブルクォーテーションで囲ってくれます。これは便利。

次に、「結果1」に移動すると下の説明文が「結果1:結果1,結果2,…その結果、対応する値が式に一致するかどうかが返されます」に変わります。

と言うことで、結局、最後まで細切れで意味がよくわからない説明文でしたが、

細切れ部分をつなげてみると、

式:は計算の対象の式で、値1:値1,値2,…式と比較される値となり、
結果1:結果1,結果2,…その結果、対応する値が式に一致するかどうかが返されます

ようやく全体が見えました(笑)

LEだったら・・・結果は「文学部」と入力します。

Excelの関数の挿入ダイアログボックスの使い方(その3)のイメージ

この問題「SWITCH関数」の場合は、LE=文学部、SL=法学部・・・と、組み合わせを入力していくのですが、最後が肝心。紛らわしいです。

先ほどのイメージ図の赤色点線部分「既定または値2」のところ。

覚えていますか?関数の挿入ダイアログボックスに出ている「この関数の説明」を。

「値の一覧で式を計算し、最初に一致する値に対応する結果が返されます。一致しない場合は、任意の規定値が返されます

「一致しない場合は、任意の既定値が返されます」
なので、「既定または値●」には問題文の

それ以外は「通信制」を表示します。

から、「通信制」(規定値)を入力するということが分かります。

「既定または値●」に、「既定」を入力して式の完成と言うことですね。

ハチロク
ハチロク

関数の挿入ダイアログボックスの説明のつもりが、SWITCH関数の説明のようになっていまいました。

SWITCH関数は、指定した「式」の結果に応じて、あらかじめ決めておいた「値と結果」のペアを照らし合わせ、最初に一致したものの「結果」を返します。IFの多重ネストを使わなくても済むので、見やすい式にしたいときに便利です。

MOSの試験時間は短いのですが、わからないところはこうしてゆっくりと落ち着いて考えながら回答すれば、何とかなるんじゃないかなと楽観視しています。

・問題文が難解過ぎる!

範囲はテーブルの列の見出しを使用して指定します。

IFS関数の問題で出てきたこれ、本当に意地が悪いと言いますか。毎回、MOS試験の問題文の悪口を言っている気がしますが(笑)

あまりにも意地が悪かったのでこちらは別記事でまとめてやろうと思います。

第1週でつまづいたところの補足記事はこちら
Excelのロック/解除の謎をAIと解き明かす!

📚学習方法

MOSExcel365エキスパートの学習も2週目を終え、だいぶ学習方法が固まってきました。

朝、まずは「FOM出版 よくわかるマスター」のテキストで今日学ぶ「章-節」を改めて確認します。
どんな関数を学ぶのか?どんな機能を学ぶのか?など。

私がお世話になっている動画はこちら

  • 朝夕の通勤電車の中で、YouTube動画を見ます。
    エキスパートの動画は、アソシエイトに比べると本当に少なくて残念なのですが、
    私は、「オンラインパソコンスクール♥キャリアデザイン」さんの
    MOSエクセルエキスパート出題範囲完全網羅講座/Excel2019【データ無料】
    を主軸に見ています。

    ただ、こちらの動画は動画名からもわかる通り「Excel2019」編なのです。
    今回、私が受けようとしているのは「Excel365」なので範囲がさらに増えているんですね。

    例えば、今週学んだ「LET関数」はこの動画では扱われていません。
    その場合は、個別で「LET関数」について解説をしてくれている動画を見たりしています。
  • 家に帰ったら、YouTube動画で見た範囲をテキストを使って勉強して、問題を必ず解きます。
    そこですんなり解けなかったり、納得できないところがあったらわかるまでやります。
ハチロク
ハチロク

ポイントは、先に「試験日」の目安を設定して、どの週でテキストのどの部分を学習するのかまとめてしまうことです。

その場合も、欲張らずに少し余裕を持って割り当てていくと追い詰められないで済みます(笑)

また、その日やると決めた範囲以上のものは時間が余っても私は手をつけません。
一気に詰め込んでも混乱するだけですし、予習をするくらいなら復習をした方が私には向いていると思ったからです。

💡 気づき・今後の課題

  • 週末に先週終えた、第1章、第2章の章末問題を解いてみたのですが、すっかり忘れていることが結構あって焦りまくってます。

    この原因は実は思い当たることがあって、ある方の「エキスパート動画」を先週は見ていたんですが、その動画の特徴は「問題をただ解く」だけで、特に関数の解説などはないんですね。

    で、FOM出版の私と同じ教材を使っているので、動画を見た後に問題を解いても自分の身にはなっていなかったと思うんです。

    繰り返し見たりすれば手順としては覚えるのかもしれませんが、私は資格も欲しいですがしっかりとExcelの知識として覚えこみたいので、あくまでも「私には合わない」と判断しました。

📝 今週のまとめと次週への抱負

今週は論理演算を扱う関数が中心でした。SWITCH関数のように、使いどころが限定されるけれど便利な関数も登場し、だんだんと関数同士の関連性が見えてきました。

来週は第3章-2「名前付き範囲や構造化参照」に進みます。関数の理解と組み合わせが求められそうなので、焦らず着実に進めていきます!

この学習スケジュールは毎週末に一週間の記録として連載していきます。

では、また来週。

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