失業保険で損しないための準備|離職票を最短奪取する「在職中」の裏ワザ【50代派遣の実録】

働き方・キャリア

前回の記事を書いた後、いろいろと調べていたら驚愕の事実に気づきました。(そんなのとっくに常識だよ!と言う方には、何の役にも立たない記事になるかと思います(-_-)zzz)

私がこの度、知ったこと。それは、

離職票はマイナポータル電子交付で受け取れる

ハチロク
ハチロク

退職したら離職票が郵送されて届くのを待つしかありません、できる限り派遣元に催促しましょう!

こう前回の記事では書いていましたが・・・なんて甘いオヤジなんだろう、私は。


昭和の常識は、2025年1月に終わっていました。

失業保険は「待つ」時代から「奪いに行く」時代へ!

ただし・・・・・。その道は、想像以上に険しい「デジタルの地雷原」でした。

この記事では、私が実際に踏み抜いた地雷と、そこから導き出した最短ルートを共有します。

この記事を読んでほしい人

  • 退職が決まっていて、1日でも早く失業保険が欲しい
  • マイナポータルの使い勝手の悪さに絶望している
  • 自分のパスワードが「過去の誰かの誕生日」かもしれない人

最重要:「派遣元の対応」がカギ

派遣元(会社側)が「電子申請」を行っていることが前提条件になります。大手の派遣会社なら対応しているはずですが、担当者が「え、紙で送りますよ?」とアナログなことを言ってくる可能性もあります。

私は以下のようなメッセージを送ってみました。

退職後の郵送待ちをカットして最短で受給手続きに入りたいので、今回の離職票は電子交付希望で申請をお願いできますでしょうか。

ハチロク
ハチロク

メッセージを送る5分前に知った知識なのですが、そんなことをいう必要はありません(笑)

さて、派遣会社から戻ってきた返信は、

マイナンバーカードと雇用保険の紐づけをやっておいてください

です。

「えっ?うちは紙でしか対応していないっすよ」とはどこにも書かれていません。ということは、私の派遣会社は電子交付に対応している土壌があるということになります。

にしても、これまで離職票の話を何回しても(催促しても)「7日~10日で郵送します」だったんですよ。
「お急ぎなら電子交付という手もありますぜ」なんて、一言も教えてくれませんでした。

彼らにとっての「正解」は、あくまで会社のルーチン。我々の「1日でも早く軍資金が欲しい」という切実な事情は、彼らの評価項目には入っていないのです。

こちらから「紐付け、やってますよね?」とジャブを打たなければ、おそらくそのままスルーされて、退職後に「郵送待ちの10日間」という昭和のタイムロスに泣かされていたはず。

第2関門:ログイン、そして「過去」との対峙

さて、派遣会社から来た返事に書かれていたこと。
マイナンバーカードと雇用保険の紐づけ」について、見ていきましょう。

まずはマイナポータルへログインしなければ始まりません。ここで50代を襲うのが「パスワード忘却」です。

3回間違えれば役所行き、という地獄の責め苦を回避するためにもここは慎重に行きたいところ。

緊張感の中、私が辿り着いた正解は・・・・・・「とっくに別れた元カノの誕生日」でした。
ログインできない時は、自分の黒歴史まで掘り起こしてみましょう・・・・・・。

第3関門:非常なる「取得失敗」の宣告

黒歴史は掘り起こしてしまいましたが無事にログインできました。
相変わらず非常に使い勝手の悪いマイナポータルですが、見るべき箇所はここです。

「しごと」の「雇用保険」

マイナポータル 雇用保険


この画像は「離職票をマイナポータルで受け取れます」になっていますが、これは私が連携をしているからです。※この画面が出ていない人は、今すぐ設定を!

ハチロク
ハチロク

マイナンバーと雇用保険を紐づけることを、「雇用保険WEBサービスとの連携」と言います。

ここ(雇用保険)を開くと、こんな画面に変わると思います。(※これは連携後の画面です)

連携をする前は、上の赤枠内が「連携待ち」になっています。

また、「被保険者情報」には、「情報の取得に失敗しました」と出ているかと思います。

「17日前」の戦慄

マイナポータル画面の「被保険者情報」にでている「情報の取得に失敗しました」の文字。

最初は「役所のミスか?」「派遣会社がサボってるのか?」と他人のせいにしようとしましたが・・・・・・違いました。犯人は、マイナンバーと雇用保険を紐付けていなかった、私自身です。

ハチロク
ハチロク

いや、ちがうんです。(何が?(笑)) 普段の生活で、誰が好んで「マイナポータルと雇用保険の紐付け」なんてやりますか? そもそも、あの使い勝手の悪いサイトを頻繁に開くこと自体しません。

しかし、ここで背筋が凍る事実を知ります。

厚労省の案内には、「雇用保険WEBサービスとの連携」は退職の2週間前までに確認・手続きを推奨と書いてあります。

ハチロク
ハチロク

私がこの「取得失敗」に気づき、スマホを握りしめて紐付け申請を投げたのは、退職の「17日前」。……あっぶねぇ!!

翌日、画面が「連携済」となり雇用保険番号が表示されたのは、退職まであと16日というタイミング。 もしあと3日遅れていたら? デジタル交付のスタートラインにすら立てず、強制的に「郵送待ち10日間」の昭和ルートに引き戻されていたかもしれません。

雇用保険WEBサービスとの連携は、退職後では間に合わない

第4関門:「10日以内」は、派遣会社にとっての「サボり許容期間」ではない!

さぁ、こちらの準備は整いました。

が、ここで安心してはいけません。

どれだけこちらがデジタル側の準備(パスワードや紐付け)を完璧に整えても、元栓である派遣会社が「離職票の発行手続き」という蛇口をひねってくれない限り、マイナポータルには1滴もデータが流れてきません。

ちなみに法律上はこうなっています。

会社は離職日の翌日から10日以内にハローワークへ届け出る義務があります。この手続きが終わらないとマイナポータルにも反映されません。

法律上の「10日以内」という猶予を、派遣会社が「10日目ギリギリまで使っていい権利」だと勘違いしていると、せっかくの「デジタル化」も恩恵がありません。

多くの皆さんは、使いきれなかった「有給休暇」を最後に消化すると思います。

本来の「契約満了」の日になったら忘れずに、派遣会社の担当に以下のような文面を送りましょう。

3年間お世話になりました。
離職票の件ですが、マイナポータルでの電子交付を希望しております。
離職日の翌日から速やかにハローワークへお届けいただけるよう、手配をお願いいたします。
受給手続きを最短で進めたいので、10日間の猶予を待たずにご対応いただけると助かります。

ハチロク
ハチロク

さて、これで派遣会社が退職後即時対応してくれれば、ハローワークでの認定が7日間以上短縮されることが期待できます!

オチとしては優秀だった

デジタルで交付を受け、スマホ一つでハローワークへ・・・・・そんなスマートなオヤジ像を想像していた私を待っていたのは・・・・・・。

念には念を。私の住まいの管轄のハローワークサイトを見てみたら、

離職票は念のため印刷してお持ちください

ハチロク
ハチロク

……おい、電子交付の意味(笑)

結局、コンビニのネットプリントで「紙」に錬金術する手間は増えましたが、それでも「郵送を待つ数日間」をショートカットできる価値は揺るぎません。
100円のコピー代で「1週間分の自由」を買うと思えば安いものです。

離職票を電子交付で、と派遣会社に頼んだ場合、「紙」の離職票は発行されません。
「そんなに慌てて離職票もらわなくても俺は大丈夫だ」と言う方は、通常通りの「紙」の離職票をもらった方がいろいろと手間がかからずに済むと思います。

また、そもそも派遣会社が「電子交付」に対応していなければ、「紙」でもらうしかありません。
皆様の懐事情や退職後のライフプランに合わせてお選びくださいね。

最短で離職票を手に入れたとしても、中身(離職理由)が「自己都合」にされていたら、そこから数ヶ月の「兵糧攻め」が始まります。
前回の記事で書いた「言質の取り方」も併せて確認しておいてくださいね。

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