2通の請求メール
ある日、と言うか立て続けに2日ほどのタイムラグがあった中で届いた2通のショートメール。
内容はざっとこんなものでした。
〇〇よりご請求のご案内
〇〇の家賃保証サービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。
ご契約物件 □□の保証委託契約のお支払いに関するご案内です。
期日までにお支払いいただけない場合は、事務手数料が発生します。
保証会社Aと保証会社B、それぞれ別の会社からほぼ同じ内容の催告メールが届いたのです。
疑問に思ったのは、

一つの物件(私が住んでいる部屋)に、家賃保証会社は複数絡んでくることってあるのか?
と言うこと。
ここで私の住まいの契約状況を簡単に整理すると、以下のようになります。
| 物件管理会社 | 家賃保証会社 | |
| 2024年11月まで | A不動産 | 保証会社A |
| 2024年12月~現在 | B不動産 | 保証会社B |
つまり、2024年11月に物件管理会社が変わり、現在に至る、という状況です。
保証会社に問い合わせて判明した衝撃の事実
気になったので保証会社A・Bの双方に問い合わせてみたら、どちらの会社も「正規の請求だ」とのこと。
ただ、「一つの物件に対して2社の保証会社が入ることはまずありえない」とも口を揃えます。
そして調べてみたら、なんと昨年(2025年)も普通に2社へそれぞれ保証料金(年間1万円)を支払っていたのです。
(それぞれの保証会社に支払日を確認済)
ここから怒涛のたらいまわしが始まります(笑)
そもそも「家賃保証会社」って誰のための仕組み?
そもそも「家賃保証会社」ってなんのために存在し、なぜ年間1万円(私の場合)を支払っているのでしょうか?

ちなみに現在の住まいは今年で15年目。つまりこれまで15万円の保証料金を支払っています。(ダブり除いて)
家賃保証(会社)とは一言で言うと、
部屋を借りる人が家賃を滞納したとき、代わりに大家さんへ家賃を立て替えて支払う会社(およびその仕組み)
です。
私の場合、まず入居時に初回保証料として家賃の1か月分を取られています。加えて毎年1万円の家賃保証更新料、そして2年に一度「家賃更新料」として家賃一か月分を別に支払っています。
ここまでガチガチに「保証」が存在しているんです。
言葉のマジックで、なんだか「初回保証」も「家賃保証」もいかにも私(借りる側)を助けてくれるサービスのように思えますが、実はこの「保証」は、大家さんや管理会社のための「保証」なんですよね。
| 一般の保険(自動車保険・生命保険など) | 家賃保証(家賃保証会社) | |
| お金を払う人 | 自分 | 自分 |
| 守られる人 | 自分(事故の時に保険金が出る) | 大家さん(滞納しても家賃が入る) |
| 払った後の義務 | 保険金をもらっても返す必要はない | 立て替えてもらったら全額返還義務がある |
| 実質的な性質 | 助け合い・リスク分散の仕組み | 有料の立替&取り立てサービス |
例えば私が病気や事故で来月の家賃が支払えなくなったとします。
その場合、保証会社が代わりに大家さんへ家賃を振り込みます。(代位弁済と言うらしい)
まぁ、そのためのシステムですもんね。
でもその後何が起きるかと言うと・・・。
保証会社は「大家さんに立て替えた家賃」を、私に対して全力で請求(回収)にかかります。
そして、ただ家賃を返せばいいだけでなく、遅延損害金や督促手数料などがガッツリ上乗せされて請求されるわけです。
どうにも腑に落ちない構造
「起きるか起きないかわからない不測の事態」に備えてお金を払うのが、一般的な「保険」の考え方ですよね。
自動車の任意保険も、病気やケガなどに備える医療保険・生命保険もすべて「自分を守るためのもの」、自分のために身銭を切ります。
しかしこの「家賃保証」は「家賃保険」ではないんです、「保証」なんです。
そしてその「保証」は、大家さんや管理会社を守るための仕組みなのです。
自分で入る「保険」は、自分を守るために自分で毎月お金を払って備えるもの。
そう考えると、「家賃保証」は万が一「入居者が家賃を支払えなくなった場合」に備えるための、大家さんや管理会社の「保険」ではないでしょうか?
それならそのリスク回避のためのお金(個人で言うところの保険料)は、守ってもらう側、つまり大家さんや管理会社が払うのが筋というものではないでしょうか・・・。
15年間一度も家賃を滞納したことがない人間として、どうしても言いたいボヤキがあります(笑)。
私がこれまで15年間で保証会社に払ってきた総額は約15万円。
もし万が一、私が突然の交通事故に遭い、来月の家賃が払えなくなったとしましょう。
その時、保証会社からこんな温かい連絡が来るでしょうか?
「ご安心ください。貴殿は15年という長きにわたり、一度の遅れもなくお支払いいただいた超優良賃借人でございます。今回の家賃は、これまでのプール金15万円からお支払いしておきますね。一日も早いご回復を、弊社一同心よりお祈り申し上げます。」
……来るわけがない(笑)
現実に来る連絡は、間違いなくこれです。
「今月の家賃のお支払いが確認できません。保証契約に基づき、今月分は弊社が立て替えました。つきましては至急、下記の口座へ家賃・遅延損害金・事務手数料をお振り込みください。期日を過ぎますと〇%の遅延損害金が追加発生いたします。」
はて……?
私が毎年払っている「家賃保証料1万円」とは、一体何のための費用なのでしょうか?
「いつか起きるかもしれない1回の立て替え」のため?
だとしたら、1回立て替えてもらうためのシステム利用料が年間1万円ということになります。
そして、「今年1年間、一度も滞納せずキッチリ払いましたね!では今年の保証料はお返しします!」なんて返金は1円もありません。掛け捨てどころか、「もしもの時に自分を一番容赦なく追い詰める権利」を、わざわざ自分のお金で買い続けているわけです。
起きるか起きないかわからない備えのために、毎年お金を払う。
しかし、その備えは自分のためではなく、大家・管理会社のため。
……こんな理不尽な話、あります?(笑)
全通話録音で3社に凸!しかし誰一人「返金」を明言しない
「保証会社A」(旧保証会社)、「保証会社B」(現保証会社)、「不動産管理会社A」(旧管理会社)、「不動産管理会社B」(現管理会社)。
これが今回の登場人物です(笑)
真っ先に「不動産管理会社A」(旧管理会社)の、当時の契約書などに記載されていた電話番号に連絡をしてみたのですが、「現在使われておりません」と不穏な状態。
調べればたどり着けるのですが、めんどくさいので追跡はいったん保留。
連絡がつく残り3者(社)に早速事情を話しました。
なお、私はスマホの電話着信・発信時は自動的に録音がされるように設定してあります。
- 保証会社A(旧):「旧管理会社との契約(当物件に対する家賃保証)は、現在も継続していて特に変更や解約の通知は来ていません。」
- 保証会社B(新):現管理会社と家賃保証の契約を交わしているのは当社です。保証会社Aに事情を話して確認してください。
- 管理会社B(現):管理会社Aに確認を取ります。現契約は当社と「保証会社B」なので、保証会社Aの請求は無視して、「保証会社B」に家賃保証料金を支払ってください。
どとうのたらい回し&責任逃れが始まりました(笑)
私の対応と現状
断定はできませんが、今考えられる真相はひとつ。
旧管理会社が、物件の管理を新しい管理会社に引き継ぐ際に、「家賃保証」に関する変更手続き(家賃保証会社の変更)を忘れていた(放置していた)
と言うことでしょう。
これ・・・とてもめんどくさい話です。
- 旧保証会社:契約(物件に対する家賃保証)の変更・解約がなかったため、当然現在も「家賃保証会社」として機能していると認識し自動請求。
- 現保証会社:現在の正規の「家賃保証会社」なので請求に非はない。
- 現管理会社:現在の正規の管理会社であり、家賃保証の契約を結んでいるのは「現保証会社」なので非はない。
私。そんな各社の内部事情を知る由もなく、請求が来たから支払った(昨年)。
私に非は・・・あります?(笑)
怒涛のダブルスタンダードと、今後の展開
もし私がこの家賃保証更新料を払い忘れていたらどうなる?
遅延損害金やら事務手数料やらが上乗せされ、ガラの悪い催促電話で波状攻撃を食らいます。
が・・・、今回どこか(たぶん旧管理会社)の事務ミスで、払わなくてもいい1万円を私が1年間余計に払わされていた件については、たらい回し状態で、返金はあるのかどうかすら今はわかりません。
もし返金があるとしたら、1年間無断で資金(まぁ1万円だけど・・・捨てることは絶対ないw)を拘束されていた分の利息や、なぜか私が各社に連絡をしなければならない手間・通信費などは上乗せして返してくれるんでしょうか?
自分たちが遅延損害金や手数料をキッチリ上乗せしてくるのと同じように。
さてさて、この結末はいかに。
事態が動いて進展や回答があったら、またご報告いたします!


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